日頃より、洋風お好み焼きてんてこまいをご愛顧頂き誠にありがとうございます。
　また、ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。
　バブル経済の崩壊から20年が経とうとしておりますが、依然として日本経済は停滞したままの状態から抜け出せないでいるようです。
　長崎の浜口町でお好み焼きを焼く私も、その厳しさは肌で感じてきました。このような状況にも関わらず、これまでてんてこまいを営業し続けることができたのは、多くのお客様に愛し続けて頂いた証であると自負しております。浜口町にはてんてこまいのほかにもお好み焼き屋さんが数件あり、どのお店もおいしいという評判です。その中でてんてこまいを選び、足を運んで下さるお客様に対し、私は何が出来るのかいつも考えてきました。
　お店の自慢の特注の分厚い鉄板を前に私ができることは、必死になってお好み焼きを焼くことのほかないのですが、いつもそのことを心に抱いてきました。そして、もう１つ私がイメージしていること、それは心をオープンにしてお客様と向き合い明るく振る舞うこと。このことはスタッフのみんなにもお願いしていることです。
　このホームページは、経済的にも精神的にも苦しい時期に、お好み焼きを食べに来てくれていたお客様が、てんてこまいのために作って下さったものです。卒業して長崎を去るとき、「ママさん、いつかてんてこまいのホームページ作るよ」と言われたのですが、あてにはしていませんでした。このような形に仕上げて頂き、心から感謝しています。
　ホームページ開設に合わせて寄稿してくれた、ミカエラ・フェアリーにも感謝の心を捧げます。
　新しく出来たホームページをきっかけとして、また新しい素敵な縁があることを祈りながら、私はこれからもお好み焼きを焼き続けます。
　これからもてんてこまいをどうかよろしくお願い致します。

2011年5月16日
てんてこまい店主